益子の土を使い、益子の釉薬を使い、窯で焼く。
先代から伝わる民芸としての益子焼の伝統を継承し、
茶器、大皿、取皿、飯椀、花器、など食卓や茶の間を彩る陶芸品を、
たたら成型・轆轤・手びねり、あらゆる技法で展開しております。
中でも特にえのきだ窯が力を入れている商品が急須です。
祖父である三代目は茶器セットで昭和天皇から
『七勲等青色桐葉章』を頂いた経歴があります。
陶芸の中でも急須は特に技術が必要と言われています。
そんな急須を今も現役で作り続けている四代目の背中を見て、
先代の賞に恥じぬよう、お客様の期待を裏切らぬよう、特別な思いを込めて今日も急須を制作しています。